シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

記憶

自分が小さい頃の記憶…
すごく幼い頃の記憶がある。
3歳までの記憶で、それが2歳何ヶ月なのか、3歳ぴったりなのか、は詳しくはわからない。
だけれども、それが、3歳までの記憶であることは分かる。
僕は3歳の時に実家の引越しを行ない、確実にその家での記憶であるからだ。
自分が寝ていたところ、家は日本料理屋をやっており、
オープンの前の時間に、駐車場に敷いていたバラス(砂利)を天に向かって投げあげるのが好きで、
そのバラスが頭に当たるから危ないよと、大人からよく怒られていたこと。
歓楽街にそのお店はあったので、前のスナックの前に立っていたおじさんが怖そうに見えたこと。
結構思い出せるものだな…と思う。

先日、だいたい人間は、2歳8ヶ月まではシータ波が脳内に流れている。
しかし、そこからアルファ波に変化する。
そのため、アルファ波が流れている通常状態では、2歳8ヶ月より前の記憶が思い出せないのだと。
それじゃあ、僕の記憶は、2歳8ヶ月から3歳数ヶ月にかけての部分なのかな?と思った。

2歳8ヶ月より前の記憶は、それでは思い出せないのかというと、
人工的に、シータ波を流してやると思い出せるのだそうだ。

確かに、僕が思い出せる限界の記憶の向こう側には、モヤモヤした、
まるで、飛行機に乗った時に、雲の中に突っ込んでいった時に見える景色のように、
そこから先が見えないようになっている。
シータ波を聞いて、本当にそこから先が覗けるものなら、ぜひ覗いてみたいなあ。

可能性

ほぼゼロの可能性ではあるけど、
いきなり何もない空間に、念じたものが出現する可能性は、
ゼロではないという不思議。
量子論的に…

考え方と診断基準

DSM

DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引

DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引

大学生の時、臨床心理学を専攻していて、愛読書はDSM-Ⅳ-TR!とまではいかないけど、
高価なこの診断基準を手にいれて、パラパラと見ていた。
自分の精神状態が良くない時は、病名の項目に自分の状態が当てはまるのではないか…
と悩んだこともあるけれど、自分はそれ自身も楽しんでしまう性格だったので、良かった。
完璧主義等のうつになりやすいような人は、あまり見るべきではないと思う。
例えば、気分障害の大うつ病のところには、このような診断方法が書かれている。

以下の症状のうち5つ(またはそれ以上)が同じ2週間の間に存在し,病前の昨日から変化を起こしている.…(略)…
(2)ほとんど一日中,ほとんど毎日の,全て,またはほとんどすべての活動における興味,喜びの著しい減退(その人の言明,または他書の観察によって示される)…(略)…

非常にわかりやすい!分かり易すぎて、なんとなく普通の人にも診断できるような気がしてしまう。

そして2014年に、改訂版が出た。

DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引

DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引

自分で購入している僕にとっては、痛い定価アップ(税抜3,990円→4,500円)
分厚さはほとんど同じなのですが、ページ数が増えてる!紙が薄くなったのかな?
改訂版が発行される前から、批判がすごかった。
診断名が、びっくりするくらい変わっている。
目次をチラッと見るだけでも、
統合失調症スペクトラム障害!?
スペクトラムって自閉症に使用する言葉という固定観念があったので、違和感を感じる。
自閉性障害や、アスペルガー障害という言葉が無くなって、
自閉スペクトラム症!?
チラッと、この改訂版に関する批判の中で見た、社会的コミュニケーション障害…
たくさん変わっている所があると思うけど、自分の仕事に関係ある所を中心に見ている。
いわゆる自閉症
社会的コミュニケーション症の項目を見ていると、確かに、今まで自閉症と診断された人の一部分(特にアスペルガーの人)は、
この社会的コミュニケーション症に分類されてしまう事もあるのかもしれない。
(しかし、僕は診断に携わったことや、同席した事もないので、実際どう判断されてきたのかはわからないのでこれは推測)
そして、自閉スペクトラム症の診断基準に関しては、細かな下位の分類が無くなり、
その反面、その症状の程度を判定するようになっている。
一読した感じでは、少しわかりにくくなった感じもするが、実際をありのままに理解しようと努力しているような感じはする。
支援する立場からすると、好意的に受け止める所もあるんだけど、
これは、診断基準だからな〜
批判として、診断の範囲を広める事で、商売としての治療を増やすことになる…というものがあるが、
確かにそういう面もあるのかもしれない。

2つの考え方を両立させる

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

アドラー心理学はノーマークだった。
アドラー心理学ほどメジャーな心理学をノーマークと言ってしまう事は、自分でも勇気があると思うのだけれど…
この『嫌われる勇気』という大ヒットした本、実は、読み終わっていないのだけれど、
はじめの方に明確に、スタンスが書かれている。
“トラウマの否定”
“過去の「原因」ではなく、今の「目的」を考える”
どうするべきかよりも、どうあるべきかという考え方をしている点で、七つの習慣とも近い考え方だと思う。
ネットで調べたら、その共通性と相違点について、書かれている方も多いので、
この感覚は、大きく外れてはないのだと思う。
最近、よく思うのは、まず何かをするためには、何よりもマインドセットが大切で、
やり方、道具にこだわりすぎてはいけないという事。

人間は個性というか、その人に生得的に備わった考え方があるという事が書かれている。
それを6タイプに分けている。
自分の気質を知る…というよりも、
どうしても、理解できない人、を理解…というか、ある程度受け入れることができるようになった。

僕は、嘘をつく人が許せない。
それも、説明がつき、
雰囲気で嘘をついてしまう人も、説明がつくし
ああ、そういうタイプなのだな…
それも含めて、出た出た!循環気質!とか、本人と言い合える関係になればいいな〜と思えた。

この二つ、相入れないような考え方であるように見えて、両方必要だと感じている。

りんごと秋の空

走ってたら

走っていたら、秋の雲、不思議な雲…
残念ながら、ピンボケしてしまった。
巨大な鉄塔が好き!壮大な景色が好き!
秋の景色が好き!
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マッキントッシュ

あきばえというりんご。
いい色!
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空気の色

カメラやレンズの紹介で、
よく“空気が写る”という表現がある。
実際に空気が写るかどうかは別として、
分かりにくい感覚を、分かりやすく表現しているな~
と感心する。
立体感や、カラッとした感じ、じめっとした感じ…
そういうのを、良く写しているなという写真がある。
実際、雨や、じめっとした感じなど、見たままを伝えたい!
とおもって写真を撮ってもうまくいかない事が多い。
それらが写真に撮れると、やった!という感じがする。
少し悲しいのは、“空気が写る”と言われるような、
カメラやレンズは、目が飛び出るほど高いことが多いことだ。

風の色

高木正勝さんのGirlsという曲が好きで、
高木さんが作った映像付きのものをこの時期によく見る。
映像は、色にあふれていて、水の底のような…というか、
なんとも表現しがたい作品となっていて、
その世界観が大好きです。
その高木さんが、昔、
Appleのホームページにアップされていたインタビューの中で、
たしか、風や空間に色がある…と言っていた。
一種の共感覚なのか…
僕には共感覚というほどのものまではないと思うけど、
よくわかる。
特に秋になると、嗅覚、視覚、触覚、が統合されやすい。
風は糸のように見え、色がついて見えたり、色に形や色を感じたりする。
あと、せつなさと、ドキドキと、まじりあって…
感覚が研ぎ澄まされ、共感覚的になっているのか…。

秋、秋、秋

自己啓発本

どの本にも、同じようなことばかり書いてある。
一番重要なことは、それを使うことと、
それを使うための、動機や、マインドセット!
マインドセット!

秋だ!
秋が来る!
あの、秋を感じた時のブルっとする、
泣きそうになる感覚!
ちょっと鈍ってきたかな〜
感性を磨かないと!

万年筆

思考のスピードに、書き留めるスピードが追いつかない!
というわけではないのかな…
僕の語彙力が、思考や感覚を表現するのについていかない。
もっとふさわしい語彙が存在するはずなのに、
説明的になってしまって、文章が長くなる。
だから必要なのは語彙力と、
うまい例え。
それまでは、僕が最も早く記述できる万年筆が、
必要である。
また、末長く万年筆を使うために、
インプットが必要。
万年筆のインクの色も重要。
今は、月夜って色のインクを重宝している。

メリーポピンズ

ディズニーは好きで、
不思議の国のアリスとか、ファンタジアとか、好きな映画はたくさんあるけど、
メリーポピンズ見てなかった!
で、先日みて、初めて不思議の国のアリスを見た時の、
わけわからない、脳内麻薬ドバッ!って感じの感動を覚えた。
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
アンディリディリディリアンディリラーイ
チンチムリーチンチムリーチンチーアリー
わけわからない感じが好き。
頭ん中ぐるぐるする。

欲しいもの

今欲しいものをあげていく
物欲が止まらない
貯金が少ない

ドローン

テレビで、ある夫婦が新婚旅行で世界中を旅して、ドローンで自撮りするというものがあった
www.youtube.com
honeymoontraveler.jp

ドローンが今キテル!というのは知ってたけど、正直、なんかマニアックな人が使うとしか思っていなかったけど、
市場は着実に毎年何倍にも広がっていっているらしい。
そんな中、アクションカメラといえば!のGoProからKARMA(カルマ)というドローンが発表されて
https://jp.shop.gopro.com/APAC/karma
もうそろそろ、買っといた方がいいんじゃないかな〜と思っています。
というか、GoProも持ってないから、
揃えると13万円くらいになるのかな((;゜Д゜)ガクガクブルブル
空を飛ぶというのは、男の子にとってはロマンであり、
空に飛ばすこと、空からの風景を撮影することは、子供の自分が湧き上がってくるというか…
基本的に、僕の欲しいものは、そういった衝動から来ている気がする。

追記:DJIというメーカーが、Mavicという小型のドローンを出すみたいで、こっちの方が良さそう!
中国のメーカーというのが気になるけど、でもドローン最王手だから、大丈夫かな~
www.dji.com

Raspberry Piラズベリーパイ

プログラミングを勉強したい!とか言っておきながら、全然勉強できていない。
Raspberry Piというのは5、6千円程度で買える基盤だけのコンピューターで、
非常に小型であることを生かして、プログラミングすることで、
いろいろな可能性が広がります。
OSは、Windowsとか、Macとかではなく、Linuxという無料で公開されているものです。

自転車のアクセサリー

自転車を購入というか注文していて、まだ来ていません。
Bianchi | BIKES | ROAD | STEEL | SELVINO TIAGRA 10SP
このビアンキというメーカーのセルビノの新しいバージョンを注文しました。
3年前から欲しいと思っていたのですが、高くて、躊躇しているうちに、3年経ち、
愛媛県知事の自転車に対する情熱的な講演を聞いて、決心しました。
クロモリというフレームが、カーボンやアルミと比較すると、重いという欠点はありますが、
細いフレームで、見た目がかっこいいという利点をとって、選びました。
せっかく、かっこいいフレーム(自分的に)を選んだのだから、アクセサリーやファッションも…
と思いながら、下記のような記事をワクワクしながら最近よく見ます。
しかし、アクセサリーも高い!
folk-media.com

天体望遠鏡

小学校の時に、プラネタリウムが好きで、
特に、松山のコミュニティーセンターにあるプラネタリウムで見た「銀河鉄道の夜」で、
宇宙少年になった。
たくさん宇宙に関する本を買って、NHKスペシャルなどで、宇宙に関するテレビがあったら見るし、
毛利衛さんが大好きで、小学校を休んで、講演を聞きに行った。
中学、高校と、それなりに宇宙は好きだったけど、宇宙に気持ちをはせる時間も減っていった。
そして、社会人になって10年位した今、天体望遠鏡が欲しい!できれば、カメラで写真も撮りたい。
長時間露光しても星が移動して線にならないように、赤道儀付きのもので、倍率が高くて〜
とか考えてると、ゆうに10万を超えてしまったりする。う〜む。

インプットについて

響く言葉

響く言葉…
どんな言葉が、自分に響いてきたかを考えた時に、
その時におかれている状況や心情によって、変わると思う。
言葉、というのは、ただ言葉の意味が理解出来たという時と、
言葉から、立体的に、色々なものが浮かんでくることもある。
時には、過去の出来事や匂いや、関連する事など、
本当に様々…爆発するように浮かんでくることもある。

幸せであることが大切…と言われたときに、
そんなのあたりまえじゃん!や、
個人の幸せだけ追求すると危ないよ!とか、
色々な反応が、考えられますが、
例えば、自分が、自分探しや人間関係に悩んだ後、
色々あって、考えた結果、聞くと、
その通りだ!と思う。
それは、自分の事とリンクさせてその言葉を理解することが出来たから。

昔、ある人から言われた。
色々、考えたいと思っているのであれば、まず自らに引き付けて、
物事を考えないと、いけないよ。
そのある人は、自殺対策で有名な方で、
自殺について、学生の時にインタビューをしに行かせてもらったのだが、
その後、自らと自殺というテーマで、みんなで語り合い、
話し合いは、みんな感情的になり大変だったけど、
凄く遠いように思えた、自殺というテーマが、
しっかりと考えないといけない、大切なテーマへと変わった。

自殺…という単語…。
少子化問題とか、殺人、様々な事件や、ニュースで取り上げられる単語の中に埋没した単なる一つのテーマから、
心に響いてくる、印象的な単語へと変わった。

アランの『幸福論』という本がある。
初めて読んだとき、涙が出るくらい感動した。
それは、大学生の時、サークルでの人間関係に悩んで、悩んで、
しばらくアパートから出れなくなったり、哲学書を読んだりして、
悩み切った後、読んだから、
そこに、自分が悩んだ末発見したことが、すでに書いてある!と思った。
だから、今読んでも、同じだけの感動はないけれども、
今でも、自分にとって大切なことが書いてある大事な本です。
多分、悩む前に読んでいたら、ほとんど何も感じなかったと思う。

先日、研修の中で、ミッションステートメントを立てるという事をした。
ミッションステートメントとは、人生における理念みたいなものですが、
その中に、“常に学ぶ”という事を入れた。
説明文として、ブラックホールのようにすべてを吸収する…と書いた。僕の意気込みである。
吸収する事、学ぶことも、上記のような受け取り方の問題で、
1から、0.5しか学ばない事もあるし、100学べることもあるかもしれない。
感性や思考、感覚を前回にして、全力で学びたいと思っている。

インプットが足りない

インプットが足りない
インプットが足りない
でも
記憶力がない
感性には少し自信がある
だから
掴み取ったものは
直ちに外部記憶装置へと
記録せよ

ミッションステートメントを作る上で参考にしたもの

“生徒諸君に寄せる”の、

新たな詩人よ
嵐から雲から光から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球にとるべき形を暗示せよ

新たな時代のマルクス
これらの盲目な衝動から動く世界を
素晴しく美しい構成に変へよ

諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか

宮沢賢治の、衝動、感覚、感性が、ヒリヒリと伝わってくる文章だと、僕は感じる。
最近、何度も読んでいる。
何かしないといけない!という衝動を、何度読んでも分け与えてくれる。
言葉の力を信じたい!と心から思うけど、
僕にとって、言葉の力…という、言葉の響きと等価と思えるほどの作家は、
今の所、宮沢賢治以外いないと思う。

映画のパンフレット

シン・ゴジラを見た

あまりにも、シン・ゴジラについての記事をネットで見るので、
見ないとまずいかな…という感じがあったのと、
今日、実は、石鎚山に登ろうと考えていたけど、台風が来てるので、
やることないなら、映画でも見にいこう…と思ったからです。
エヴァンゲリオンの監督である庵野秀明が監督しているということで、
すごく、期待して行ったのだけど、
僕は、冒頭、漂流しているプレジャーボートが出てきて、
中には、人はおらず、折り紙と、本が置いてあって、
その本が、宮沢賢治の『春と修羅』であったのを見て、
大きく胸を打たれるとともに、どういう意味があるのだろう…と、
引き込まれた。
エヴァンゲリオンを見た人であれば、テンションが上がる映画だと思うけど、
それだけが魅力ではない。
決して子供向けではない、日本人すべてに向けた、前へ進むための福音のような作品。
ゴジラが火炎(というかビーム)を吐くシーンはカッコいいし、
今までのゴジラよりも、ゴジラが、気持ち悪く得体の知れないものとして演出されている。
そして、時にはギャグのように見える(僕には)。
政府の会議のリアルさは、今の日本政府の状況をよく表現されてるとともに、
あまりにもスピーディーに展開するので、見ていて飽きない。

パンフレット

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生まれて初めて、映画見てからパンフレット買った!