シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

ラジオドラマについて

ラジオドラマが大好きだった。
中学、高校生時代、寮生活を送っており、テレビ持ち込み禁止だった。
青春アドベンチャー、FMシアター
今聞いても、驚きに満ちた作品が多い。
FMシアター「赤い長靴」と作品は、恐ろしくて鳥肌が立った。
FMシアター「月より帰る』は不思議なSFと、効果音に引き込まれ、そして、今でも影響を受けている。
 なんと、月から帰ってきた人が、地下都市で人生相談するという、風変わりな話。
 しかし、本で読むと、本当に面白いのかは疑問である
青春アドベンチャー「悲しみの時計少女」は実験的で不思議すぎる世界で想像の迷路に迷い込んだ。
青春アドベンチャー「不思議屋薬品店」は1回完結で続いていく話に魅せられた。

あげていくとキリがないし、ラジオドラマは本とは違う魅力がある。
本は、大学生の時からたくさん読むようになったけれど、それまではあまり読まなかった。

一番初めのオーディオドラマ体験は、ラジオではなく、カセットブックだった。
新潮カセットブック「銀河鉄道の夜
現在はCDが出ている。

銀河鉄道の夜 [新潮CD]

銀河鉄道の夜 [新潮CD]

岸田今日子さんの朗読です。
朗読の凄さを知った…
と言っても、その時は、それを一人が朗読しているということに気づかなかった。
小学校低学年の時だったと思う。
他の宮沢賢治作品のカセットや、違う人の作品を聴いたけれども、
銀河鉄道の夜」がベストだった。

最近、iTunes等でも、オーディオドラマでダウンロードできるものが増えている。
朗読やオーディオドラマを聞いていると、
そこはそういう読み方するんだ…
と思うことが多い。
特に思い入れのある文章だと、自分が予想していた読み方と違うことによく気付く。