シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

列車の中

表裏

何かを得るために、何かを失う
という言葉は真理に見えて、そうであるときと、ない時がある。
そうであるときというのは、その事象が、実際は裏表の関係になっているから。
でも、そう見えても、そうでないものもあるから注意が必要です。
日本における、金持ち=悪人、貧乏=善人、的な考えもそう。
耳障りの良い言葉に騙されてはいけない
言葉は単なる言葉であり、論理は騙し絵のように、論理のように見えて詭弁である事が往々にしてある。

水と気圏の境

川が流れている
川というのは水の流れであり
その透明さ…
空気との境界の光が乱反射し
水晶の欠片のキラメキ以上
見ていると心が綺麗に透けて
透明になってゆく

列車

風景が流れる
暗闇に光が流れる
光の熱さを感じる
体にかかる重力gが
加速度aによって斜め下方向への力となる事を感じる
永遠のような時間が
やがて目的地へと到達し有限である事を感じる

ベトナム

明日から行くので、今日はそのアプローチで関空
今治から関空までは、車にしろ、電車にしろ、遠い……遠い。

何かを得るために、何かを失う…

それだけの覚悟を見せろということだろう!
それは、間違いなく必要な時もある。

言語表現における優先順位

僕がとめどなく文章を書くときに
一番大切にすることは
厳密に言語の意味を精査したり
語用論について考えることではなく
文章が僕が好きなリズムに沿って書かれているか
僕の中の感覚とオノマトペが近いかどうか
綺麗だと思ったものが綺麗な表現になっているか
イヤなものがエッ!?という表現になっているか
思わせぶりで少し衒学的か…このタイトルみたいにね!