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シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

猫が嫌いだ
猫の事が気になる…の方が、表現的に近いかもしれない。
猫というのは、魔性の生き物だと思う。
昔から、怖かった。畏怖、畏れといってもいい。
魔力があるというか、とにかく怖かった。

宮沢賢治は、僕は猫が大嫌いです。と詩の中で書いている。
でも、猫の事務所や、どんぐりと山猫など、猫を題材としたお話が多く。
その中の猫は魅力的で、逆に、犬はあまり魅力的に描かれていない。

カウボーイビバップという古いアニメがある。
偶然、大学の頃、衛星放送が入る事があって、
そのときに見た、最終回の主人公の話すお話がすごくかっこよくて好きだ。
それは、100万回生きたねこという絵本の話。
こんな話がある…と話し出した。
話終わった後、相棒が、「いい話だ」と答えると、
それに対して、主人公が、「俺はこの話が嫌いだ」と答え、
その後、「俺は猫が嫌いだ」と続ける。
そのシーンがすごくかっこよくて、「100万回生きたねこ」を購入し、
社会人になって、給料で、カウボーイビバップのDVDセットを買った。

劇団四季ミュージカルのキャッツを何度か見に行った。
今はなき五反田劇場で初めて見た。
当時東京で働いて居た頃の上司が連れて行ってくれ、すごくいい席だった。
円形の真ん中にメインステージがある作りで、
メインステージの周りは、ステージと供に、外側のステージをそのままにして、
回転するという、不思議な構造になっていた。
初めて見るときは、前もってなんの知識も持っていないせいで、
怖かった。
はじまったとたん、暗闇から、猫が出てきて、目が光っている。
僕は、注文の多い料理店で、山猫に食われそうになる、猟師の気持ちだった。
猫が怖い!

ますむらひろしアタゴオルという漫画を、中学生の頃、本屋さんで見つけて読んだ。
猫が立って歩いている世界の不思議な物語。
初期の方が絵が怖く、内容も少し怖い。
怖さが不思議な感じの怖さで、夢の世界の淡々とした残酷さというか…。
とにかく何故か気になった。
後で知った事だけれど、
このますむらひろしという漫画家は、登場人物を猫に置き換えて、宮沢賢治の物語を、
漫画にしていた。

大学生の時に、宗教学という授業が面白かった。
先生は、鎌田東二という人で、神主さんであり、本を書いており、ミュージシャンでもあった。
音楽では、神道ソングライターと名乗っていた。
初めの授業が、となりのトトロと、千と千尋の神隠しを宗教的に比較するというものだった。
毎回映像を見ながらの授業で、どんどん惹かれて行った。
先生は、僕が大好きな宮沢賢治についても研究していて、
イーハトーブ幻想 ~ KENJIの春」という、映像を見せてくれた。
その映像が、宮沢賢治のことを一番よく表現できている。と先生は言った。
映像を見て、びっくりした。
宮沢賢治、他全ての登場人物を、猫として描いていてた。
僕は驚いたけれども、初めに流れる音楽と供に、
監修というところに天澤退二郎さんと供に、ますむらひろしという名前があって、納得した。

猫が嫌いだ、
猫が好きだ。
猫が気になる。
遠くから観察する。

卑屈になると

卑屈になり、悩み、すべてに意味があると考え、
起こった出来事をマイナス方向に分析する。
なぜか、自動ドアがすぐに開かないという出来事が続くとき、
自分は自動ドアも開いてくれないような人間なんだと思う事があった。
今思えば、なんだそれ?なんだけど。
いろんなことがたまって、卑屈にならないように。
自分には、プラスへ向かう好奇心という素晴らしい属性と、
物事を考えすぎて一周回ってしまう閉じる属性があって、
くるくる考えが回るようなら、突き抜ける好奇心の属性で…
突き抜けろ!
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