シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

ムジナ

メディア

コンテンツ、コンテナ、コンベア…
メディアはそのように分けることが出来ると前に聞いた。
もうすでに、それらは分離を始めているように思うが、
コンテンツを考えた時に、
情報を集める(対象に対する情報を統合する)、記事を書く(動画を編集する)
という事さえも、情報がよりフリーに近づく中で、分離されて検証されつつある。
情報を発信する側への批判は、過激なバッシングという形態をとりながら、
大きな流れとしては、
情報のフリー化(無料化)と、よりお金を払ってまで情報を購入する方向へと、
2分化していくことにつながっている気がする。
紙媒体であることのあたたかさや、カセットテープやCDなどの物体であることのモノとしての意味から、
単なる情報から、表現によって、お金を払うだけの価値があるコンテンツへと昇華する時代へと、
移り変わりつつある気がする。

陰謀論とか

ニュースを見ると不思議なことが沢山あり、
何が真実なのかよくわからない。
陰謀論はアメリカの十八番であって、
日本で沢山出てくるようなものではないでしょ!と思う。

ムジナ

最近クレイジージャーニーという番組が好きで見ている。
メキシコ麻薬戦争の回で、
カルテル(ギャング)と、自警団、警察が出てくる。
警察が身を守ってくれないから、
自警団を組織し、カルテルから身を守る。
しかし、同じ武器を持っている自警団とカルテルが、
番組を見ていると、だんだん似たものに思えてくる。
住民が、カルテルのことを教えてくださいと質問した時に、
「どっちのカルテル?」と聞き返す場面があった(自警団のこともカルテルと言っている)。
対立する二つの組織という図式はどの世界にもあり、
そしてそうであったときに、
二つの組織につながりがある事が一番利益を得ることにつながるとしたら…
そう考えると怖い。
村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドの中でも、
システムとファクトリーという二つの組織の対立が描かれていたが、
メタファーとして、システムとファクトリーが同じ人間の右手と左手のようなもので、
実はつながっていたら怖いよね~というような会話があった。

未来は

未来はディストピアでしかなく、
シンギュラリティー後の人類は、崩壊を待つしかない。
もしくは、宇宙人は敵でしかない。
そんなことない。
AIが人類を救うかもしれないし、攻殻機動隊S.A.Cでは、そうだったように…
未来は明るい!能天気ではなくて、
共産主義でなく、資本主義でもない、今の延長線上ではなく、
イノベーティブな未来…

僕たちはなんて無力なんだ…そんなことはない!

ドウデモイイ

漫画家の不倫とか、
どうでもいい情報が溢れている。
マジドウデモイイ
昔から、よく思う。
作者がどんな不祥事を起こそうが、
なんで作品が汚されたことになるんだ。

ミル

朝、コーヒーをつくる。
コーヒー豆を手回しのミルで挽くのだけれど、
本来は、挽いているときに熱が発生するので、
なるべくゆっくり挽く必要がある。
しかし、僕は、ゆっくり粉が出てくるのが待てない。
だから、勢いよく、それはそれは勢いよく挽いてしまう。
そのせいで、ここ数年で、2回もセラミックス製の刃が付いたミルを壊してしまった。
今も、壊れているので、インスタントのコーヒーしか飲めない。
もっと心に余裕を、落ち着けるコーヒーを持ちたい。