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シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

終わるということ

終わるということ

終わるということは悲しいことだけではない
大学生の時、ある活動家のインタビューを行ったことがあった
その人の活動計画を見せてもらった時に、
その人が立ち上げた団体の解散ということが5年後に書いてあった
僕はその時、反対運動などで、活動自体が目的となってしまうようなものをたくさん見ました
それで、僕は社会活動のようなものまで、嫌いになりかけていました
その活動家は、その解散ということについて尋ねた時に、
活動を通じて、この団体自体の必要性がなくなることで、団体を解散するというのが目標であると答えました
その時に、僕はその人が、そんな事を目標にできることが、心底凄いな…と思いました。
先日、仕事で、ある問題に対して立ち上がった、第三者の委員会が解散しました
会社を揺るがすような、大きな問題がありました
それに対しての事実無根の内容が混じった報道によって、職員全体も深く傷つきました
問題に対する対策として、全国から委員さんに集まってもらい2年にわたって、
検証し、意見を伺い、改善していく、という無限に続くような、長い取り組みでした。
毎回膨大な量の資料を用意し、事業所全体で取り組みを行いました。
先日の委員会で、委員の方から、
取り組みが非常に前に進んでいることを非常に評価いただき、
この委員会の役割は終わりましたと宣言して終了となりました
終わるということ、そして、やっとこの非常な労力に対して評価されたということに
今まで味わったことのない感動を覚えた

記憶

どんなに衝撃的で、心を揺さぶられた事でも
やがては化石のようになり、放っておくと風化し、目立たない風景と化してしまう
記録として早く対象化できるようにすることも必要だ、
あたかも化石を博物館に陳列し、タグをつけるように