シン・トー

読書とか、日常の中で感じたこととか、空想とか

好きな俳句

俳句はあまり知らないけれども、それでも覚えているくらい好きな俳句(短歌)がある。

東風吹かば
匂ひをこせよ梅の花
主なしとて
春な忘れそ


管原道真

旅に病み
夢は枯野を
かけ廻る


松尾芭蕉

どちらも旅に関係する俳句で、
なおかつ物悲しさがある。
後の俳句は、病んでなお、心は枯野を駆け巡っているという、
芭蕉は根っからの旅人なんだな〜と思い、
その心持ちに心動かされる。